はげたまぼっち

実験室長(はげたまぼっち)の経歴:電子機器製品の評価試験や検査業務に約10年間従事しました。東京タワーと同級生の1958年生れです。

マイコンを使って、センサーやモーターの制御、機器間の通信方法などを、一歩ずつ段階的に実習しています。

MicroPython

Raspberry Pi Pico Wのアナログ入力とMicroPythonでLEDの明るさを調整してみよう。

この記事でわかること ボリュームの接続方法 GPピンをADCに設定する方法 アナログ値をディジタル値に変換する方法 ラズパイPicoW(Raspberry Pi Pico W)にボリューム(可変抵抗器)を接続し、GPIOに接続したLEDの明るさを調整します。 ボリューム(可変抵抗器)の出力はアナログ信号(電圧)ですので、内臓のA/Dコンバータを使って、アナログ信号をディジタル信号に変換(A/D変換)して処理します。 A/Dコンバータ(ADC)については、こちらを参照してください。 実験準備 実験に必要な機 ...

MicroPython

Raspberry Pi Pico Wのパルス幅変調とMicroPythonでLEDの輝度制御をしてみよう。

この記事でわかること GPピンのPWMの設定方法 for文とrange()関数を使ったLEDの輝度制御の方法 ラズパイPicoW(Raspberry Pi Pico W)に、LEDとタクトスイッチを接続し、タクトスイッチを押すごとに、パルス幅変調(PWM)を利用してLEDを蛍の光のように点滅させます。 パルス幅変調(PWM)については、こちらを参照してください。 実験準備、機器/部品の実装 実験準備および機器/部品の実装は、「ラズパイPicoW:スイッチでデジタル入力。」と同じですので、下記のリンクより確 ...

MicroPython

Raspberry Pi Pico WとMicroPythonでタクトスイッチを使ってみよう。

この記事でわかること ラズパイPicoWのGPピンにタクトスイッチを接続する方法 グローバル変数とif xx:~else xx:文を使う方法 タイマーでタクトスイッチのチャタリングを吸収する方法 入力ピンの割り込みの設定方法 ラズパイPicoW(Raspberry Pi Pico W)の汎用入出力(GPIO)に、LEDとタクトスイッチを接続し、タクトスイッチを押すごとに、LEDを点滅、消灯させます。 実験準備 実験に必要な機器と部品を準備します。 機器 「ラズパイPicoWを始めよう。」記事で書きましたラ ...

MicroPython

Raspberry Pi Pico WとMicroPythonでLEDを点灯・消灯させてみよう。

この記事でわかること ラズパイPicoWのGPピンにLEDを接続する方法 電流制限抵抗の計算方法 MicroPythonのモジュールの読み込み(インポート)方法 MicroPythonのクラスPinの使用方法 MicroPythonのクラスTimerの使用方法 ラズパイPicoW(Raspberry Pi Pico W)の汎用入出力(GPIO)に接続したLEDを点灯・消灯させます。 実験準備 実験に必要な機器と部品を準備します。 機器 「ラズパイPicoWを始めよう。」記事で書きましたラズパイPicoWと ...

MicroPython

MicroPythonについて。

実験でプログラミングしたMicroPythonの簡単な説明です。 記法について 変数名やクラス名等の記法については、次のとおりです。 種 類記 法例変数名スネークケースsnake_case定数スネークケース(大文字)SNAKE_CASE関数名スネークケースsnake_caseクラス名パスカルケースPascalCaseモジュール名スネークケースsnake_caseパッケージ名英小文字のみ(アンダースコアなし)lowercase 変数 数値等のデータを一時的にメモリ上に保管する場所を「変数」と言い、保管場所の ...

実験準備

電気部品について。

電気部品を「受動部品」と「能動部品」に分けて、実験で使った部品を説明します。 受動部品 受動部品は、電源などより供給されるエネルギーを消費したり、蓄積したり、放出したりといった「受動的」な仕事をする部品です。 代表的なものに、「抵抗」、「コンデンサ」、「コイル」などがあります。 抵抗 抵抗は、電源などより供給されるエネルギーを消費することで、回路に流れる電流を一定に保ったり変化させる働きをします。 オームの法則を使って、ほかの部品に定格以上の電流を流さないよう制限したり、欲しい電圧を得るために分圧や、回路 ...

実験準備

電気回路について。

実験で作った回路の説明です。 豆電球と乾電池の実験で考える電気回路の基礎 豆電球と乾電池を導線(金属の線)でつないで、点灯させる実験から電気回路を考えてみます。 乾電池は導線を通して、豆電球に点灯させるエネルギーを与えています。 乾電池ようにエネルギーを与えるものを「電源」と言います。 豆電球ようにエネルギーをもらって、光を出したり、熱を出したりする仕事をするものを「負荷」と言います。 電源から豆電球にエネルギーを送るものを「導線」と言い、普通は金属の線でできています。 乾電池のような電源にはプラス(+) ...

実験準備

Raspberry Pi Pico Wについて。

ラズパイPicoW(Raspberry Pi Pico W)のハードウェア特性の基礎を学習します。 Raspberry Pi Pico Wの主な仕様 ラズパイPicoWの主な仕様は次のとおりです。 項 目説 明SOCRP2040CPUCortex M0+、デュアルコア (クロック 133MHz)メモリー264KB(SRAM)、2MB(フラッシュメモリ)USBUSB 1.1汎用入出力多機能 GPIO x 26※→ 同期式シリアル通信I2C x 2※→ 同期式シリアル通信SPI x 2※→ 調歩同期式シリアル ...

スクラッチ

Raspberry Pi4とScratch3.0で色々なセンサを使ってみよう。

この記事でわかること 「フォトレジスタ」を使って光を感知する基本的な方法 「受動赤外線センサ」を使って人の動きを感知する基本的な方法 「磁気センサ」を使って磁気を感知する基本的な方法 「サーミスタ」を使って熱を感知する基本的な方法 Raspberry Pi4(Raspberry Pi4 ModelB 4GB)のGPIOピンに色々なセンサを接続し、センサのデータを処理して、LEDを点灯、消灯、点滅させたり、モーターを回したりします。 実験準備 実験をするための機器や部品の用意と環境を作ります。 Raspbe ...

スクラッチ

Raspberry Pi4とScratch3.0でスイッチを使ってみよう。

この記事でわかること GPIOピンを入力として使う基本的な方法 スイッチでLEDを点灯・消灯・点滅させる基本的な方法 スイッチ、LED、ブザーを使った簡単なゲームの作成方法 Raspberry Pi4(Raspberry Pi4 ModelB 4GB)のGPIOピンを入力状態に設定し、接続したスイッチの状態に応じて、LEDを点灯、消灯、点滅させたり、ブザーを鳴らしたりします。 実験準備 実験をするための機器や部品の用意と環境を作ります。 Raspberry Pi4(Raspberry Pi4 ModelB ...