micro:bitとkeyestudioでマイコン制御:マイクロサーボを0°と90°の間で往復させてみよう。

2025年6月19日

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「マイクロサーボを0°と90°の間で往復させてみよう。」では、シールド経由でmicro:bitに接続したマイクロサーボに、付属のサーボホーンを取り付けて、サーボホーンが0°と90°の間で往復するプログラムをMakeCodeを使って作成します。




はじめに

「micro:bitとキットでマイコン制御」では、micro:bit V2(以下 micro:bit)と市販のセンサーキットの「KEYESTUDIO 37センサースターターキット micro:bit V2付」(以下 キット)を使ってマイコン制御の基本を実習します。


microbitプログラミングを10代から大人まで簡単に学習することができ、子供たちのSTEM学習にも適した製品です。


実習はkeyestudio.comが投稿しているwiki(KS0361(KS0365) keyestudio 37 in 1 Starter Kit for BBC micro:bit)を二次利用して行います。


ライセンス

図やソースコード(ブロック)等、すべての内容はCC BY-SA 4.0ライセンスに従います。

実習準備

実習に必要な機器とキットの部品を準備します。

機器

「micro:bitとキットでマイコン制御:micro:bitをMakeCodeで使ってみよう。」記事で書きましたmicro:bitと、MakeCodeをインストールしたWindows11搭載のパソコンを準備します。


部品

マイクロサーボを、Micro bit Sensor Shield V2(以下 シールド)にワイヤーで接続して使います。

▶️マイクロサーボ

マイクロサーボは、GND(茶色の線)と電源(赤色の線)間に5Vの電源を接続し、信号端子(オレンジ色の線)にPWM 信号を加えると、0°~180°の間で往復します。

サーボの回転角度は、PWM(Pulse-Width Modulation)信号のデューティサイクルを調整することで制御します。

PWM信号の標準周期は20msに固定されており、0.5ms~2.4msの間でパルス幅を調整して、0°~180°の回転角度を制御します。




▶️ジャンパーワイヤー(メスーメス) 20cm

40本が一束になっていますので、接続する本数だけ分けて使います。



配線

配線のためのジャンパーワイヤーは、必要な本数を分けてください。

配線するときは、micro;bitのUSBケーブルを取り外して行ってください。

配線図

マイクロサーボとシールドをジャンパーワイヤーで接続します。

配線図は個別にピンを接続してますが、実際は、付属している3ピンのコネクタで接続します。



配線リスト


マイクロサーボシールド備 考
茶色の線G-3ピン
赤色の線V1-3ピン
オレンジ色の線S-3ピン


外付けバッテリー

キットに付属されている、バッテリーケース(Premium Battery Case 6-cell AA)に単三電池を6本装着して、シールドに接続し5Vの電圧を供給します。



シールドの電圧選択ジャンパーで、供給電圧を5Vに設定します。



プロジェクト

「マイクロサーボを0°と90°の間で往復させてみよう。」は、シールド経由でmicro:bitに接続したマイクロサーボに、付属のサーボホーンを取り付けて、サーボホーンが0°と90°の間で往復させるプロジェクトです。


プロジェクトの作成

配線したmicro:bitにUSBケーブルを取り付け、MakeCodeを起動します。

「新しいプロジェクト」をクリックして、プロジェクト(mb038-MicroServo)を作成します。

プロジェクトはダウンロードしたKEYESTUDIO 37のマニュアルの「2.Makecode Tutorial - Makecode - Project 48_Micro Servo」を参考にしています。

プロジェクトの作成手順やブロックの配置方法については、こちらを参考にしてください。



プロジェクトをmicro:bitへ転送

作成したプロジェクトをmicro:bitに転送して、実行できるようにします。

転送方法はこちらを参考にしてください。


コピーが完了するとプログラムが起動し、マイクロサーボに取り付けた、付属のサーボホーンが0°と90°の間で往復します。




まとめ

シールドに接続したマイクロサーボに、付属のサーボホーンを取り付けて、サーボホーンが0°と90°の間で往復させるプロジェクトをMakeCodeで作成しました。